ダブルクリックとKLabは5月30日、携帯電話向けメール配信/マーケティングの分野で提携すると発表した。ダブルクリックのメールマーケティングソフト「ClickM@iler」と、KLabの携帯電話向けメール配信システム「アクセルメール」を組み合わせて提供する。
ClickM@ilerは、HTMLメールによるキャンペーンや広告の管理、効果測定を行う。またデータベースに蓄積した顧客情報にもとづき、配信するメールの内容や構成を個別化する機能を備える。アクセルメールは、1時間に最大60万通以上の携帯電話向けメールを送る高速メール配信システム。携帯電話キャリアのメール流量制限措置などに随時対応するという。
ダブルクリックが発売するClickM@ilerの新版に、アクセルメールと連携するオプション機能を追加。携帯電話向けメールの高速配信を可能にする。これに加えて、各キャリアに対応した絵文字入りのメールを配信できるようにする。
ダブルクリックとKLabは今後、ClickM@ilerとアクセルメールの改良を進め、それぞれの機能を補完していくとしている。また相互に販売代理店契約を結び、共同セミナーやマーケティング活動を実施。事業規模の拡大を図るという。両社ではこれらの施策により、1年間で1億円の売上げ増を見込む。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」