jig.jpはこのほど、エンコーダとプレーヤーの機能を拡張した、FOMA向け動画配信プラットフォーム「jigムービーVer.2.1.0」の販売開始を発表した。
jigムービーは、FOMAのパケット通信を利用した動画配信プラットフォーム。従来の携帯電話向け動画配信プラットフォームでは不可能であった、長時間の動画配信を可能としている。
最新版のVer.2.1.0では、エンコードを高速化するために、エンコードエンジンの一部を交換。エンコード時間が大幅に短縮され、動画の実時間でのエンコードが可能になった。また、入力動画フォーマットを拡大し、これまでのAVI形式等に加え、WMV、MPEG1などにも対応。ユーザーによる拡張で、DivX、MPEG2、QuickTime、FLVなどにも対応可能となる。
さらに、画面のトリミング設定をGUIで行えるように機能を拡張。従来と比較してより直感的な操作が可能になったとしている。
jigムービーVer.2.1.0の販売価格は、20万7900円で、再生用のプレーヤーは無料で付属している。なお、jigムービーVer.2.0.0からVer.2.1.0へのバージョンアップは無償、jigムービーエンコーダーFREEからのグレードアップは有償となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」