ついに登場した本格Blu-rayレコーダー--ソニー 「BDZ-V9」

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ソニー
内容:約3年のブランクを経て登場したソニーのBlu-rayレコーダーBDZ-V9。デジタルレコーダーとして数々のオリジナル機能を搭載してきた「スゴ録」をベースに、使い勝手と高機能を兼ね備えたハイビジョンレコーダーに仕上がっている。ダブル録画、ダイジェスト再生など、“イマドキ”の機能も内蔵し、Blu-rayというフルハイビジョンディスク録画にも対応。現行機最強レコーダーのその実力とは?

価格にふさわしい高級Blu-rayレコーダー

 本機はソニーのBlu-rayレコーダーの上位モデルである。500GバイトのHDDのほか、BDマルチドライブを搭載し、片面1層のBD-R/REメディアに地上デジタル放送を約3時間録画可能だ。高級録画デッキに久々に出会ったという印象で、高級感のあるデザインと物量を投じたボデイには価格に見合ったステータスが感じられる。

 まず印象的なのは、その手応えだ。本体の重量は約9.6kgと、最近の録画機としてはズッシリ重い。厚さ3.5mmのアルミ製天板や無反発ゴムの偏心インシュレーターはAV機器らしい本格仕様で、いかにも音に効きそうな構造をしている。

 ドライブのアクセス音はホームシアターに置いても気にならないほど静かだ。ガラス製の前面ドアにはBDのシンボルカラーである青色蒸着が施され、UP/DOWNスイッチを押すと前面ドアが電動スライドするなど、凝った演出で所有する楽しみを感じさせてくれる。

 内部を見ると、純銅板や防振ゴムで制振対策が施されているのがわかる。また、映像系回路からの信号干渉を排除したオーディオ専用の独立基板や、アナログ回路専用の電源トランスの採用など本格的な回路構成もAV機器らしい。

 BDの録画再生は1層BDのみ対応となっている。従来のカートリッジ入りBD-RE ver.1.0メディアは再生のみ可能だが、これも2層メディアには対応していない。こうした制限に注意する必要はあるが、録画に関しては、地上デジタル放送を約3時間録画できる1層BDで大きな不都合はないだろう。また、2層メディアは価格がこなれていないので、実使用では安価な1層BDが当面の主流になると思われる。

  • 前面入力端子は、右端の扉内にAV入力、i.LINK(HDV/DV)、USB端子を備える。B-CASカードのスロットは前面下の扉内にある

  • 2基のファンを装備するが、ファン音は気にならないレベルに抑えられている。HDMIの仕様はPS3に採用された最新の1.3ではなく1.2aになるが、1080p出力が可能でフルHDのTVを最大限に活かせる

  • XMB操作に最適なジョイスティックを装備。ボタン数がやや多めで縦長だが、必要なボタンを省いていないので実使用で使いやすい。録画、画質モード、チャプターなどのボタンは下部のドア内にある。

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