松下ネットワークマーケティングは11月24日、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-FX07」に特殊塗装が施された5種類の「漆」モデルを、12月12日から各100台限定で販売開始すると発表した。
今回発売されるのは、DMC-FX07の前面外装に漆素材の特殊塗装を施し、「和」の心との融合を図ったという限定モデル。
カラーバリエーションは、チタンパウダーによる蒔絵に金箔のラインを施した「古今」、燻蒸した銀箔をひとつひとつ丹念に貼り付けた気品ある「いぶし銀」、朱色に古木の風合いを加えた「古木乾漆」、紫から緑に変わる蒔絵ぼかしのグラデーションの「玉虫」、漆と合金溶射によって実現した黒漆が映える「黒銀乾漆」の5種類となっている。なお、いずれも後面については触感塗装仕上げとなっている。
塗装には漆工芸の老舗であり、国内外の一流メーカーからも依頼を受ける坂本乙造商店が協力。和を演出する特製の「組み紐」を同梱し、本体が専用の「桐箱」に収納されているのも特徴。
本体スペックについては、720万画素CCD、広角28mmレンズ、光学式手ブレ補正機能、被写体ブレを軽減する高感度対応、被写体の動きに応じて感度が変わるインテリジェントISO感度コントロール機能など、従来機種からの変更はない。販売は同社が運営するショッピングサイト「PanaSense」で実施。価格については5万9800円となっており、同日から受注が開始されている。
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