メディアプレーヤー「RealPlayer」で知られるRealNetworksは米国時間11月16日、同社のセキュリティツールに新たなサードパーティ製セキュリティ製品を追加することを発表した。
RealNetworksは、同社のサブスクリプションサービスの一環として、複数のサードパーティ製セキュリティ製品を提供している。そして今回、同社の「Real Broadband Essentials」パッケージに新しくPCメンテナンスツール、ペアレンタルコントロールなどの製品が加えられた。
RealNetworksのプロダクトマネージャーMatt Calder氏は同日、「われわれのサービスはエンターテインメント要素の強いもので、サブスクリプション顧客に安全性も提供したいと思っている」と語った。
Realは2006年5月、「SuperPassBroadband Essentialsを開始した。セキュリティ製品には、McAfeeのファイアウォールとウイルス、およびスパイウェア対策ソフトウェア、Pure Networksのホームネットワークツール「Network Magic」、IoloのPCチューニングツール、ContentWatchのペアレンタルコントロール製品が含まれている。
同サービスを利用しているユーザーは、トライアル版ではなく、各セキュリティ製品の完全版を利用できる。プレミアムコンテンツにアクセスできるSuperPassサービスの料金は月額14.99ドルで、Broadband Essentialsのみの場合は月額12.99ドルとなる。両製品とも、メディアプレーヤー「RealPlayer Plus」が含まれる。
自社ユーザーにセキュリティ機能を提供する企業は、Realだけではない。AOL、Comcast、EarthlinkなどのISPも基本的な保護機能を提供しており、多くは無償となっている。Googleは「Google Pack」で、Symantecの「Norton AntiVirus」とLavaSoftのスパイウェア対策ツール「Ad-Aware」などのトライアル版を提供している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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