Amazon.co.jpは11月15日、Amazonアソシエイト・プログラムのメンバー向けに、簡単にオンラインストアを作成できるツール「インスタントストア」の正式版と、コンテンツマッチ広告ツール「Amazonおまかせリンク」ベータ版の改善版(ベータ2)をリリースした。
インスタントストアは、プログラミング知識がなくても、画面に表示された手順に従うだけで自分のオンラインストアが作成できる、Amazonアソシエイト・プログラム参加者向けサービス。8月にベータ版としてスタートした。利用者はAmazon.co.jpで販売している商品の中から好きな商品を選択し、自分のストアに掲載することができる。
今回リリースされた正式版では、インスタントストア内で表示できる商品数を9個から54個に拡大し、1つのアカウントで複数のストアを作ることができるようになった。
一方、Amazonおまかせリンクは、アソシエイトメンバーのウェブサイトにAmazon.co.jpへのリンクを掲載する際、サイトの内容に沿った商品が、独自のアルゴリズムに基づいて自動的に選択、表示されるコンテンツマッチ広告ツール。紹介したい商品やキーワードを個別に設定する必要はなく、希望する色や広告サイズ等を選択し、作成されたコードをウェブサイトに貼り付けるだけでリンクを掲載することができる。
今回のベータ2では、広告に表示させる商品の選定に際して、特定の除外キーワードや優先キーワードを設定することが可能になったほか、表示対象とするストアの指定もできるようになった。
Amazon.co.jpでは、両ツールのリリースを記念し、15日より12月31日まで、両リンクからの紹介に対して2%のボーナス紹介料を追加で支払うキャンペーンを実施する。
また、インスタントストアの正式版リリースを記念し、インスタントストアの優秀な利用法を審査する「インスタントストア・コンテスト」を開催する。11月15日から12月15日までにアソシエイト・メンバーから応募された、インスタントストアを活用したウェブサイトを審査し、優秀な使用例から「ベストインスタントストア大賞」をはじめとする各賞を選出する。
各賞は2007年2月上旬に、Amazonアソシエイト・プログラムのメンバー専用ページ「アソシエイト・セントラル」内で発表する。最も優秀なサイトに贈られる「ベストインスタントストア大賞」には、20万円分のAmazonギフト券が賞品として授与される。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」