プライム(本社・名古屋市、田端一宏社長)と、朝日放送、東京メトロポリタンテレビジョン、京都放送、ビーエス・アイの民放4社は、テレビショッピング番組の進行と完全に連動したデータ放送の運用実験を開始する。
実験では、地上デジタル放送、ワンセグ放送、BSデジタル放送でのショッピング番組で紹介する健康関連商品などを、番組の進行に合わせてデータ放送の画面上に表示し、番組を見ながら携帯電話やテレビのリモコン操作で、テレビ放送を中断することなくデータ放送の1次リンク内で商品を買うことができるようにする。
ワンセグや、デジタル受信機のネット接続端末普及による、放送と通信の本格的な融合時代を見据えた、次世代「IPネットワークコマース」の確立に向け、新しいテレビメディアコマースが実現を目指す。
さらに、今回の取り組みでは、ワンセグのデータ放送画面に1プッシュでフリーダイヤルに接続し、商品が購入できる「Phone-to」機能も採用。携帯電話ならではの機能を使ってショッピングでき、また通常固定テレビでは、サイドパネルを活用し、よりわかりやすく、簡単に購入へアクセスできる取り組みとなっている。
運用期間は、11月9日〜12月9日の1か月間。地上波は朝日放送、東京メトロポリタンテレビジョン、京都放送(KBS京都)。衛星波はビーエス・アイ(BS-i)。
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