NECは8月10日、ゴルフトーナメントで、選手やボールの位置情報をリアルタイムで集計し、ワンセグ放送のデータ放送に配信するシステムを開発したと発表した。8月11日〜13日に開催される女子ゴルフトーナメント「NEC軽井沢72」で、フジテレビジョンのワンセグ番組向けに提供する。
NECのゴルフトーナメントナビゲーションシステム「Shot Navi」を基盤に採用。スコアラー/入力要員がGPS対応の携帯情報端末(PDA)を使って、選手の現在位置やボールの落下地点などを記録し、即時データセンターに送る。データセンターでは、これらにスコア情報、データ分析結果、実況レポート、コース案内などを組み合わせ、ワンセグのデータ放送向けに配信する。
NEC軽井沢72ゴルフトーナメントでは、従来からShot Naviを導入し、場内ギャラリーなどに向けてこれらの情報を提供してきたが、今回はフジテレビの協力を得てワンセグに対応する。これまで通り場内ギャラリー向けの情報提供も行う。
トーナメント会場に設置した大型ディスプレイや、ギャラリープラザ/クラブハウス内のパソコンで速報を表示するほか、インターネットサービス「BIGLOBE」の情報サービスと組み合わせて配信する。公式サイトにも掲載する予定。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス