アドバンスト・メディアは11月2日、同社の音声認識技術「AmiVoice」がポプラ社のデジタル百科事典向け音声ツール「総合百科事典デジタルポプラディア プラス2 VOICE」に採用されたと発表した。同ツールを使うと、百科事典の見出し語検索などが音声で実行できるようになる。
総合百科事典デジタルポプラディア プラス2 VOICEは、ポプラ社の「総合百科事典デジタルポプラディア2005」または「総合百科事典デジタルポプラディア2006セット」を音声で操作するためのツール。11月17日に販売を開始する。
同ツールを使うと、音声コマンドで約4万7500語の見出し語を検索することや、検索した見出し語からリンクや参考資料を開くことなどが可能となる。
AmiVoiceの採用理由について、アドバンスト・メディアは「使用する人の声を事前に学習させる必要がない不特定話者対応の技術である」ことを挙げる。
「AmiVoiceを採用することによって、ユーザーのイントネーションや話すスピードなどに左右されることなく、誰でもすぐに楽しく学習できる環境を提供する」(同社)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス