Microsoftは米国時間11月1日、「Windows Embedded CE 6.0」をリリースした。同製品は携帯電話や家電製品といった機器向けの組み込み用OS。新バージョンは、携帯電話網を使った音声とデータの通信をサポートする。同社では、このような機能はパーキングメーター、自動販売機、GPS端末などに組み込むと有用だと考えている。また、新バージョンはネットワークに対応したビデオプロジェクタやIPセットトップボックスでの利用にも適しているという。
「Visual Studio 2005 Professional」のプラグインとして利用できる、組み込みソフトウェア用開発環境「Platform Builder」も用意されている。また、カーネルには「Microsoft Shared Source」ライセンスが完全に適用される。同社によると、これまではカーネルの44%に相当する部分にしか、同ライセンスが適用されていなかったという。同ライセンスの下では、デバイスメーカーはコードの修正部分をMicrosoftに開示する必要がない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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