Googleは米国時間10月22日夜、2週間後に迫った米中間選挙情報を人気の地図プログラム「Google Earth」に組み合わせたマッシュアップを公開すると見られている。
このGoogle Earthを利用した選挙リソースは、3次元マップ上に全米にある436の選挙区を表示する。星型アイコンをクリックすると、選挙戦候補者に関する情報がバルーン表示される。
このバルーンには、候補者に関するニュース、画像、ウェブ検索結果へのリンクが並ぶ。さらに、投票所の場所や投票方法、そして、選挙資金制度改革に関する情報も表示される。
「Google Earthを使う若いユーザーが選挙に関する情報を得て、より良い判断をしてもらえれば、と願っている」と、Google EarthおよびGoogle Maps担当ディレクター、John Hanke氏は述べる。
このプロジェクトは、Google Earthチームの2人の社員のアイディアにより生まれたものだ。Googleは社員に毎週20%の就業時間を自分独自のプロジェクトにあてるよう義務付けており、Hanke氏によると、2人はこの制度を利用してこのプロジェクトを誕生させたという。
選挙関係の情報は、Google Earthの上のレイヤに乗せているとHanke氏は説明する。Googleはすでに、米国立公園局、Discovery Channel、National Geographicなどに向けてもレイヤをカスタマイズしているという。
America Online(AOL)が17日には、選挙に関連したブログ「The Stump」を開始している。
中間選挙の投票日は11月7日となっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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