ネットレイティングス、オンライン広告統計レポート「AdRelevance」を開始

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 ネットレイティングスは10月16日、オンライン広告統計レポート「AdRelevance(アドレレバンス)」の提供を開始した。ASP型サービスとして同社ウェブサイトから提供する。

 AdRelevanceは、インターネット広告に特化したオンライン広告統計レポートサービス。日本の主要ネット広告メディア130媒体からサンプリングされた3500以上の広告掲載ページを対象に、オンライン広告を自動収集、そこから得られたデータを統計処理し、掲載媒体、業種、広告主、キャンペーンなどの単位にまとめ、キャンペーンごと、広告主ごとの推定アドインプレッション数、推定広告費、出稿期間などをレポートする。

 導入企業は、自社を含む業界内および日本全体のオンライン広告の出稿状況が把握できる。また、広告主、広告代理店はオンライン広告戦略の立案時に、媒体社は広告商品開発時などに、数値的な裏付けを持った科学的なマーケティングを実践できるとしている。

 レポート対象の広告のフォーマットは、GIF、JPEG形式のほか、FLASH形式のバナー広告と検索キーワード連動型テキスト広告を対象にしている。なお、テキストバナー広告や、タイアップ広告、エキスパンドバナー、フローティングバナーなどの特殊なバナー広告は集計対象外となる。

 レポートは直近2日間もしくは1週間の出稿状況(新しく始まったキャンペーンや新しい広告素材の出稿状況)をまとめた速報版、1カ月間の出稿状況をまとめた月次レポート、日本のオンライン広告市場全体を俯瞰するマーケットリポートを中心に構成されている。

 広告主の出稿状況をアドインプレッションベース、推定出稿金額ベースなどで時系列に要約することができる。また、実際の広告素材をレポート上で参照できるので、広告クリエイティブ集としても利用可能。また、レポート作成時に、自社広告を含む、含まないを選択することができる。

 価格は年間契約で、広告主価格が月額30万円から、媒体社向け価格が月額50万円から、広告代理店向け価格が月額80万円からとなっている。

 なお、AdRelevanceの9月の月間データによると、9月の1カ月間にインターネット上でバナー広告を出稿した広告主は1254社、実施された広告キャンペーンは3004件、使用されたバナー素材数は6453個に上る(自社広告を除く)。また、9月月間のバナー広告の総出稿量は294億4600万アドインプレッション、推定広告費は191億7660万円と推計される。

 9月月間で最も積極的に広告活動を展開した業種は、アドインプレッション順では「人材派遣・人材斡旋会社」「金融・保険・証券/個人ローン」「化粧品・歯磨・洗剤」で、推定広告費順では「化粧品・歯磨・洗剤」「食品」「金融・保険・証券/株式取引」となっている。

 広告主別に出稿状況をみると、アドインプレッション順は「ボーダフォン(ソフトバンク)」「メディアライツ」「DHC」となっている。上位50社の日本全体のアドインプレッションに占めるシェアは50%、推定広告費においても上位50社の広告費シェアは50%を超えていた。

 また、媒体別の広告掲載量(アドインプレッション)をみると、9月月間では「Yahoo!」「mixi」「MSN」の順で、Yahoo!は日本全体の広告掲載量の45%を占めていることが分かった。また、サイト利用者数やページビューを順調に伸ばしているmixiは、オンライン広告市場においても強く支持されている。上位10媒体の日本全体の総アドインプレッション量に占めるシェアは76%だった。

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