日本オラクルとインフォテリアは10月13日、XMLベースのビジネスプロセス実行言語「BPEL」を採用する製品に関して協業すると発表した。オラクルのビジネスプロセス管理(BPM)アプリケーション「Oracle BPEL Process Manager」とインフォテリアのデータベース/システム連携製品「ASTERIA」を組み合わせて提供する。
Oracle BPEL Process Managerが複数のシステムにまたがるビジネスプロセスを統合管理し、ASTERIAがこれに各種データベースや、Lotus Notes、Microsoft Excel、メールクライアントなどのユーザーアプリケーションを連携させる。
ビジネスプロセス/データ/アプリケーションの連携に関して、設計から実装までの処理をGUIで開発、保守、変更できる。「業務処理統制の適正評価やビジネスプロセス再構築に必要なプロセスの可視化を迅速に行える」(両社)
両社は協業の第1弾として、パートナー企業の松下電工インフォメーションシステムズが10月19日から開催するビジネスイベント「BUSINESS SOLUTION EXPO 2006」で、Oracle BPEL Process ManagerとASTERIAの連携例を紹介する。
また今後は、具体的なビジネスケースに基づいた製品相互連携の技術検証を進める。検証結果をもとに、パートナー企業各社へ情報提供と技術支援を行っていくという。
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