Microsoftが米国時間10月10日、「Windows XP Service Pack 1(PS1)」および「SP1a」のサポートを終了する。これを受け、ユーザーが引き続きセキュリティアップデートなどのサポートを受けるためには、Service Pack 2にアップグレードする必要がある。
SP1のサポート終了は、Microsoftのサポート戦略に基づいたもの。同社のサポートライフサイクルポリシーには、Microsoftではソフトウェア本体の「メインストリームサポートフェーズ」は5年間に設定しているものの、サービスパックについては、次のバージョンのサービスパックがリリースされてから12カ月間を基本としている、と書かれている。
SP1は2002年9月に、SP2は2004年9月にリリースされた。
SP2では、Windows XPのセキュリティが大幅に改善されたことから、SP1の継続使用にこだわる人は非常に少ないものと思われる。マシンで稼働しているWindows XPのバージョンは、「マイコンピュータ」アイコンを右クリックしてプロパティを表示させることにより確認できる。
Microsoftでは、一部の企業顧客向けには2006年11月より、個人顧客向けには2007年1月より次期OS「Windows Vista」を提供すべく、準備を進めている。今回のサポート終了により、Microsoftにかかる負担がまた1つ軽減されることになる。
Microsoftは7月には、「Windows 98」および「Windows Me」のサポートを終了している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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