三菱UFJ証券など3社がカブコムの夜間取引市場参加で協議を開始

ニューズフロント2006年10月06日 21時18分

 カブドットコム証券は10月6日、三菱UFJ証券、ゴールドマン・サックス証券、BNPパリバ証券会社の3社と、夜間取引市場「kabu.comPTS」への参加について協議を開始した。

 カブドットコム証券は、夜間取引市場への参入を目指す競合他社に先駆け、9月15日にkabu.comPTSを開設。現在はカブドットコム証券の顧客のみを対象に、昼間の立会い取引と同様の競売買形式で取引を扱っている。

 同社では新たに、三菱UFJ証券、ゴールドマン・サックス証券、BNPパリバ証券会社の3社にkabu.comPTSを開放し、自社勘定/顧客勘定の取引機会を提供する計画。個人投資家の注文以外の取引フローを取り込むことで、夜間取引の流動性確保を図る。

 今後、注文の取り次ぎ方法などについて詳細事項を協議し、2006年中をめどに取り次ぎを始める予定。カブドットコム証券では、このほか複数の証券会社と検討を進めており、順次参加証券会社を増やしていくという。

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