SBIイー・トレード証券、楽天証券、SBI証券の3社が進める夜間取引開始に向けた共同準備に、新たにオリックス証券とGMOインターネット証券の2社が参加することを決めた。5社が9月5日に共同発表したもの。
今後、昼間の取引と同じく値動きのある競売買方式で夜間取引を扱う私設市場(PTS)の共通プラットフォームを検討する。
こうした夜間取引を扱うPTSは、カブドットコム証券が先行して開設準備を進めており、松井証券も独自に参入意向を明らかにしている。
イー・トレード証券など5社は、共通プラットフォームを採用することで、夜間取引で大きなシェアを占める狙い。より多くの投資家が取引に参加できる環境を構築して、株式の流動性を確保し、市場の魅力を高めるとしている。
実店舗主体のSBI証券を除く、インターネット専業証券4社の合計口座数は約202万口座。7月単月で、東証/大証/名証の個人委託売買代金におけるシェアは52.7%という。
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