Yahooは米国時間10月4日、米国と英国で、モバイル検索連動型広告サービスのベータテストを開始した。
YahooがPC向けに展開している検索連動型広告と同様、広告主は特定キーワードの検索結果ページに自社の広告を表示させるために、キーワード毎の入札に参加する。同サービスはウェブブラウザを搭載する携帯電話やハンドヘルド端末から利用できる。
Yahooによれば、このサービスでは、広告をクリックしたユーザーを、広告主の携帯端末向けサイトか、広告主に直接電話する機能などが盛り込まれたページに誘導することができるという。またYahooでは、限定された広告主を対象にベータテストを実施すると述べている。
大手検索エンジン各社は、大きな利益の見込めるモバイル広告市場に注目している。というのも、携帯電話を使ってウェブを検索する消費者は、最終的に店舗を訪れる可能性が高いと、専門家が指摘しているからだ。
Yahooはこれまで、日本と英国でモバイル広告のテストを実施している。またライバルのGoogleも欧州と日本でモバイル広告のテストを実施してきた。
9月末には、NTTドコモがソフトバンクグループのYahooと提携して携帯電話の検索サービスを提供することが報じられている。NTTドコモは以前より、グーグルなど10社の検索エンジンを利用するとしていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス