松下電器産業は9月27日、モバイルノートPC「Let'snote」の2006年冬モデルとして4シリーズ18モデルを発表した。
今回発表されたのは「Y5シリーズ(CF-Y5)」、「W5シリーズ(CF-W5)」、「T5シリーズ(CF-T5)」、「R5シリーズ(CF-R5)」の4シリーズ。いずれも個人向けと法人向けのモデルが展開される。発売日は個人向けモデルが10月27日、法人向けが10月下旬となっている。
シリーズ全体での年間生産台数は31万台を予定。新たに「マイクロDIMM 1Gバイト」を開発したことで、RAMの増設可能容量が1536Mバイトまで引き上げられている。また、全シリーズで満員電車での圧迫や振動に耐えられるよう「天面全体で100kg加圧振動試験」と「30cm落下試験」をクリア。Y5シリーズは、キーボード全面の防滴加工もされている。
Y5シリーズは14.1型SXGA+の液晶を搭載し、標準バッテリーで約9時間の駆動が可能。本体重量は約1490g、光学ドライブにスーパーマルチドライブを搭載している。店頭モデルとして「CF-Y5LW8AXR」がラインアップされる。
法人モデルとしては、店頭モデルと基本仕様が同じである「CF-Y5LW8AXS」のほか、光学ドライブとしてDVD-ROM&CD-R/RWドライブを内蔵した3モデルがラインアップされる。ドライブのみが変更された「CF-Y5LW4AXS」、液晶がXGAである「CF-Y5LW2AXS」、さらに無線LAN機能を搭載しない「CF-Y5LC2AXS」だ。店頭モデルCF-Y5LW8AXRのスペックは以下の通り。
W5シリーズは、12.1型の液晶を搭載し、標準バッテリーで約12時間の駆動が可能。本体重量は約1199gで、光学ドライブとしてスーパーマルチドライブを内蔵する。店頭モデルは「CF-W5LW8AXR」と、Microsoft Officeを搭載した限定モデル「CF-W5LW8HXR」の2モデル。
法人向けモデルは店頭モデルと基本仕様が同じである「CF-W5LW8AXS」のほか、光学ドライブにDVD-ROM&CD-R/RWドライブを内蔵した「CF-W5LW4AXS」と、さらに無線LAN機能を搭載しない「CF-W5LC4AXS」の2モデルだ。店頭モデルCF-Y5LW8AXRのスペックは以下の通り。
T5シリーズは12.1型液晶を搭載し、標準バッテリーで約15時間の稼働が可能。本体重量は約1260g。店頭モデルは「CF-T5LW4AXR」で、法人向けモデルは店頭モデルと基本仕様が同じである「CF-T5LW4AXS」のほか、無線LAN機能を搭載しない「CF-T5LC4AXS」、稼働時間が約6.5時間と短くなるかわりに本体重量が約1040gとなる軽量モデル「CF-T5LW9AXS」、無線LAN機能非搭載モデル「CF-T5LC9AXS」の4モデルがラインアップされる。店頭モデルCF-T5LW4AXRのスペックは以下の通り。
R5シリーズは10.4型の液晶を搭載し、標準バッテリーで約11時間稼働が可能。本体重量は約999gとなっている。店頭モデルは「CF-R5LW4AXR」。
法人向けモデルは店頭モデルと基本スペックが同じである「CF-R5LW4AXS」と、無線LAN機能非搭載モデル「CF-R5LC4AXS」の2モデルがラインアップされる。店頭モデルCF-R5LW4AXRのスペックは以下の通り。
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