コニカミノルタのカメラ事業撤退により惜しまれながら姿を消した「α」シリーズ。その「α」がSONYブランドとして復活した。その第一号機となるカメラが「α100」である。驚くのはその早期復活の事実だ。コニカミノルタの撤退から約2カ月での発表である。この早期復活には正直驚いたものだ。つまりそれだけSONYは一眼レフデジカメの市場を重要視しているということになる。ではそのSONYが送り出してきた新「α」とはどのようなカメラなのであろうか。
まず手にして思う事はやはり「α」であるということ。そのボディサイズと形状は「αスイート」と酷似している。グリップを握りファインダーを覗いた感じも、ズームレンズの操作感や全体の質感もやはり「αスイート」のそれに近い。もちろん細かなレイアウトやデザインなどは変更されている。全体のシルエットは若干では有るが丸みを帯び優しいイメージとなっている。グリップの形状も丸みを帯びることで小さな女性にもフォールドしやすくなっているようだ。ファインダーを覗きシャッターを切ったときの「パカン」という軽いミラー音。これも「αスイート」のままだ。したがってSONY初の「α」はエントリー機であるということがわかる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス