NTTPCコミュニケーションズは9月19日、SNS事業に本格参入すると発表した。大規模向けのカスタマイズ対応モデルSNSおよび中小規模向けの「WebARENA SNS」を10月2日から提供開始する。
NTTPCは、2005年11月から受託開発によるSNS構築サービスを行っており、これまでの実績を生かしてサービスの本格提供を開始する。提供されるサービスは、大規模向けのカスタマイズ可能なモデルと、中小規模向けのWebARENA SNSの2種類。ともに100Gbps超のネットワークと信頼性、セキュリティの高さが特徴としている。
100万人規模に対応する大規模向けサービスでは、豊富なAPIによる他システムとの連携によりカスタマイズが容易になっており、コンテンツ監視補助機能、NGワード登録通知機能、複数の管理アカウント発行機能、メッセージの絞り込み配信・タイマー設定配信機能などを実装することで管理側機能を充実させている。また今後は次世代プラットフォームやSOA(サービス指向アーキテクチャ)設計の導入なども予定しているという。
WebARENA SNSは、多彩な機能とモバイル対応が特長のSNS。「WebARENA Suite2」のウェブやメール、ブログ、EC、グループウェアなどの機能と連携できる。共用サーバプランでは、ディスク容量4Gバイトで月額2万9400円、専用サーバプランではディスク容量50Gバイトで月額7万9800円となっている。
なお、WebARENA SNS共用サーバプランを対象に、10月2日から12月末日まで1年間の利用料金が無料となる「無料モニター」を1000社募集する。NTTPCでは、SNSサービスおよびSNS関連で3年後に年間売上100億円を目指すとしている。
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