日本IBMは9月15日、アクセシビリティとODF(Open Document Format)の普及促進を目的として、学生を対象としたコンテスト「IBM アクセシビリティODF コーディング・チャレンジ 2006」を同日から開催すると発表した。IBMグループが米国、日本、中国の3カ国で実施するイベントの一環となる。
日本IBMは同コンテストを通じ、障害者/高齢者などのIT利用を容易にするアクセシビリティや、OpenOffice.orgなどXMLベースのオフィスソフト用ファイル規格であるODFの必要性について、学生の理解を促すという。
まずは9月15日〜11月30日の期間、アクセシビリティとODFに関する教材をウェブサイトで提供し、その理解度を測るクイズを出題。クイズの合格者先着200人に、賞品としてTシャツを贈る。
また10月1日〜12月15日の期間、クイズの合格者に対して、ODF形式のワープロ文書向けアクセシビリティチェックツールを作成、提出するよう求める。先着50人が提出したツールをIBMの審査員が評価し、最優秀者2人にはレノボのノートパソコン「ThinkPad」を、3位〜10位の優秀者にアップルコンピュータの「iPod」を贈る。
なお、参加者が作成したアクセシビリティチェックツールは、オープンソースソフトウェアとしてライセンスする予定。
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