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インターネット検索にWeb 2.0の波 - (page 2)

文:Elinor Mills(CNET News.com) 翻訳校正:吉井美有2006年09月04日 17時49分
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協力して答えを出す

 ソーシャル検索はもともと「人によってレビューされた最も包括的なウェブディレクトリ」と称したOpen Directory Projectのようなサイトに端を発するものであり、Yahooでさえも当初は編集者によって作成されたウェブディレクトリであった。

 ソーシャル検索という分野には、YahooのMyWebdel.icio.usのようなブックマーク共有サイトのみならず、PreFound.comといったコミュニティ指向のディレクトリ制作/利用サイトも含まれる。また、Yahooの写真共有サイトflickrのように、人々がコンテンツにタグを付け、整理したり見つけやすくしたりするサイトも含まれる。さらに、専門家からの回答を得られる特定のトピックの検索を行うeureksterのようなパーソナライズド検索を行うサイトもある。

 Q&Aサイトは、ソーシャル検索の最もわかりやすいかたちである。こういったサイトでは、誰でも質問を投稿し、その分野の専門家や回答する意欲を持った一般のインターネットユーザーから回答を受けることができる。人気のあるサイトとしては、Yahoo! ANSWERSWondiranswerbagがある。

 Yahooの製品戦略バイスプレジデントBrad Horowitz氏によれば、同社の共同創業者であるJerry Yang氏は、最初に韓国と台湾で立ち上げられた同社の「Knowledge Search(知識検索)」サイトが成功したのを見て、米国におけるYahoo ANSWERS(2005年12月に開始された)の開発と展開を承認したという。Horowitz氏は、「Yahoo ANSWERSを利用すれば、まだ存在していないものも検索することができる」と述べている。

 Yahoo! ANSWERSは急成長を遂げつつある。comScore Networksによれば、無料のYahoo! ANSWERSサイトの米国ユニークビジター数は2006年5月に910万人だったが、同年7月に1440万人にまで増えたという。

 Microsoftもまた、ソーシャルなサービスを手がけようとしているが、その規模はそれほど大きくない。同社は先ごろ、Windows Live QnAのベータを提供開始した。Windows Live SearchのグループプログラムマネージャーRamez Naam氏は「ウェブ上では答えを見つけにくい疑問が存在する」と述べている。

 一方Googleは、Google AnswersとGoogle Co-opを提供している。前者のサービスでは、人々が質問への答えに対して支払ってもよいと思う価格を設定できるようになっており、後者のサービスでは、各分野の自称専門家がウェブサイトに対するタグ付けを行い、Googleがその情報をメインの検索ページに含めるようになっている。

 しかし、皆がこういった動きの成功を確信しているわけではない。

 hitwiseのグローバルリサーチ担当ゼネラルマネージャーBill Tancer氏は「軌道に乗るかどうかを判断するにはまだ少し早い。大半のインターネットユーザーにとってはまだ複雑すぎるかもしれない」と述べている。

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