Eストアーは8月30日、半年以内にネットショッピングで商品の購入をしたことがあり、1カ月以内に他人が作成したブログの閲覧をしたことがある全国の15歳以上のネットユーザーを対象に実施した「ブログ閲覧者とアフィリエイト知識に関する調査」の調査結果を公表した。調査実施日は8月23日、有効回答数は412名。
調査によれば、ブログの閲覧頻度は「ほぼ毎日見る」が54.4%で、半数以上が頻繁に他人が作成したブログを閲覧しているという結果となった。
閲覧するブログのカテゴリーは「個人の日記(56.3%)」が最も多く、次いで「趣味(44.4%)」「生活情報(33.0%)」「ビジネス・経済(22.3%)」「ニュース(19.4%)」だった。閲覧目的がプライベートから仕事まで多岐にわたっていることがうかがえる。
ブログ上のアフィリエイト広告に関する質問では、広告をクリックし商品を購入すると、ブログ運営者に報酬が支払われることを「知っている」と答えた人は87.9%で、大多数の人がアフィリエイトシステムを理解していることが分かった。また「知っている」と答えた人で、「広告をクリックしたことがある」は52.9%、うち「広告をクリックし、実際に商品の購入をしたことがある」は38.1%だった。
また、アフィリエイト広告に対する意識についての質問では、報酬システムを知ったうえで「アフィリエイト広告から商品の購入をする」と答えた人は55.3%という結果となり、半数以上がアフィリエイト広告に対して抵抗感を持たず、ブログ運営者に報酬が支払われることを気にしていないということが分かった。
これらの調査結果を受けて、Eストアーは「今後もアフィリエイト市場は活性化し、ネットショップや企業によるアフィリエイト広告を使った集客宣伝は、必須となることが予想される」とまとめている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」