インフォプラントは、同社が提供する生活者情報マーケティングデータサービス「C-NEWS」において、12歳(小学生は除く)以上のインターネットユーザーに対して実施したブログに関する調査の結果を発表した。調査期間は7月10日から12日、有効回答数は1500人だった。
調査によれば、ブログを「知らない」と回答したのは、わずかに1%だった。2005年9月にC-NEWSが行ったブログに関する調査と比べると、ブログの認知度は2ポイントアップし、ほぼ100%になった。また、ブログの開設経験を聞くと、4割弱が「ある」と回答した。
ブログを見たことがきっかけで商品の購買やサービスの利用に至ったことがあるかという質問に対しては、1割弱が「ある」と回答し、「購入・利用したいと思ったことはある」が3割強だった。ブログのどのような書き込みを見て商品の購入やサービスの利用をしたくなるかを複数回答形式で尋ねたところ、トップは「実際に商品・サービスを利用した人が勧めている」が7割弱、次いで「その商品・サービスのメリットだけでなくデメリットも書いている」「その分野の商品・サービスに詳しい人が勧めている」が各4割弱だった。
ブログを開設しているユーザーに自分のブログへのアクセス数やコメント、トラックバックなどの来訪者状況について聞くと、アクセス数は「1日平均5件未満」が3割半ば、「20件未満」が7割だった。コメント数は「1件未満」が5割半ばで最も多く、「5件未満」では9割強となった。トラックバックについては、他人のブログへは「よくする」「ときどきする」が合わせて2割強、自分のブログへのトラックバックは「よくされる」「ときどきされる」が3割だった。また、アフィリエイトの利用は「導入している」が2割強で、1カ月の平均収入は1235円だった。
職業別にアクセスしているブログのジャンルを見ると、どの職業も「日記/生活一般」が4割強から7割と、最も高かった。有職者男性では「スポーツ」が2割強、「映画・演劇・音楽」「コンピューター・インターネット」が各1割半ば、有職者女性では「映画・演劇・音楽」が1割半ば、ほぼ同率で「飲食店・グルメ」「ペット」「芸能」「健康・美容」が続き、男性とは好みのジャンルが別れた。男性の学生は、「ゲーム」が3割弱、「コンピューター・インターネット」「マンガ・アニメ」が各2割弱に対し、女性の学生は「芸能」が3割弱、次いで「映画・演劇・音楽」「マンガ・アニメ」が各2割強だった。専業主婦は、「教育・育児」が2割半ば、次いで「生活実用」が2割と、生活形態による特徴が際立つ結果となった。
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