ワイ・イー・データ(YEデータ)は8月29日、UWB(超広域無線通信技術)を用いたワイヤレスハブを製品化したと発表した。10月から販売を開始する。
UWB技術を使ったワイヤレスハブの製品化は、2006年8月の電波法施行規程が改正されUWBの使用が許可されたことを受け、米Wisairとの共同開発により実現したもの。
YEデータが持っているUSB技術と研究レベルにあったアンテナ技術を実用化し、WisairのUWB技術を用いて、日本発のワイヤレスハブの製品化を行ったという。製品はUSBドングルをPCのUSBポートに差し込み、4ポートのワイヤレスハブに既存のUSB周辺機器を接続してPCとハブ間をワイヤレスでデータ転送して使用する。
なお、製品のサンプル出荷時期は2006年9月21日から、量産の開始が2006年10月21日からが予定されている。また、販売価格はオープンで、2006年度に1億5000万円、2007年度には15億円の売上げを見込んでいる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」