ソニー、スピーカー配置に適した音を設定するDVD搭載5.1chホームシアターシステム

エースラッシュ2006年08月28日 20時40分

 ソニーは8月28日、スピーカーの配置に適した音設定を行う「自動音場補正」機能採用のDVD搭載5.1chホームシアターシステム2機種を、10月10日より発売すると発表した。

 今回発売されるのは、DVD搭載5.1chホームシアターシステム「DAV-DZ110」および、DVD搭載5.1chワイヤレスホームシアターシステム「DAV-LF1H」の2機種。いずれもリスニングポジションとスピーカーの位置関係を解析し、スピーカー配置に適した音設定を行う自動音場補正機能を採用している。製品構成はDVDプレーヤーを含む本体部と、センター、フロント、リア、サブウーファーの各スピーカー部がセットになっている。

 DAV-DZ110は、総合850Wの高出力と省電力を両立するフルデジタルアンプ「S-Master」採用のDVD搭載5.1chホームシアターシステムだ。本体部と接続した付属のモノラルマイクロフォンをリスニングポジションに設置、テストトーンによって各スピーカーからの距離を解析する自動音場補正機能を備えている。

 これにより、リスニングポジションに適したスピーカー左右前後の「音量バランス」や「音声を出力するタイミング」の自動調整が可能となっている。また、ポータブルオーディオプレーヤーのヘッドホン端子を経由して高音質再生ができる「ポータブルオーディオエンハンサー機能」、映画DVDや音楽CDのサウンドソースに最適なピークレベルと周波数を調整するムービー/ミュージックモードなども備えている。

 DAV-LF1Hは、高密度信号処理が可能な高音質フルデジタルアンプ「32ビット S-Master」を備えたDVD搭載5.1chワイヤレスホームシアターシステム。自動音場補正機能は各スピーカーまでの距離だけでなく、部屋の形状により異なる反射音なども解析可能。これにより、「音色(周波数特性)」を補正した高精度かつ臨場感溢れるサウンド環境を実現しているという。

 また、薄型と高音質を両立したワイヤレスリアスピーカー、迫力のある重低音が再生できるDDTD(デジタル・ダイレクト・ツイン・ドライブ)方式のサブウーファー、ポータブルオーディオエンハンサー機能、AAC方式の音声再生対応、HDMI端子の装備なども特徴といえる。

 価格はオープン価格で、市場推定価格は、DAV-DZ110が4万円前後、DAV-LF1Hが30万円前後になるという。

DAV-DZ110 DAV-DZ110はモノラルマイクロフォンでリスニングポジションをスピーカーからの距離を解析する

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]