divitaが搭載するおもな機能は、「ディスクの収納」、「ディスク情報の登録」、「ディスクの取り出し」の3つ。そのうち、ディスク情報の登録は、divitaが内蔵する1.8型TFTカラー液晶パネルと操作キーを使って行うことができる。
操作キーは、「MODE」ボタン、「CANCEL」ボタン、「BACK」ボタン、「POWER」ボタン、4方向キーと決定ボタン、そしてテンキーが用意されている。ディスクタイトルを登録する際は、この中のテンキーを使って行うが、文字入力方法は携帯電話とほぼ同じ。普段から携帯メールなどを使っている人であれば、マニュアルなど読まずともすぐに使いこなせるはずだ。
なお、今回試用した製品は英語版だったため、テンキーのキートップには数字と英語しか表記されておらず、日本語入力もできなかった。しかし、10月中旬に発売開始される日本語版では、テンキーのひらがな表記と、日本語入力がサポートされるとのこと。もちろん、ひらがなだけでなくカタカナや漢字も入力可能である。
登録したディスクタイトルは、「ディスク検索」画面でリスト表示されるようになる。収納したディスクを取り出す際は、このリストの中から目的のタイトルを選ぶだけでOK。ただし、収納ディスク数が増えてくると、リストを方向キーでスクロールさせて選ぶのはけっこうたいへん。そこでdivitaには、「お気に入り」モードというものが用意されている。お気に入りに登録しておけば、使用頻度の高いディスクを迅速に探し出すことが可能だ。
なお、いったん登録したディスク情報は、操作画面で登録削除しないかぎり、ディスク取り出し後もdivita内に残されている。そのため、再度収納する際にあらためてディスク情報を登録し直す必要はなく、「ラクラク収納」画面に表示されるリストの中から以前つけたタイトルを選ぶだけでいい。
このほか、divitaにはパスワードロック機能が搭載されており、設定したパスワードを入力しないと中のディスクを取り出せないようにできる。また、本体背面下部にはセキュリティスロットも装備されており、セキュリティ対策は万全である。
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