NECとNECパーソナルプロダクツは8月21日、NEC製PCユーザー向けサービスとして、PCのトラブルの予防保全に関する情報を、ユーザーごとに適切なタイミングで自動的に表示する「サポートカレンダー」サービスを30日より開始すると発表した。
サポートカレンダーサービスは、従来から提供しているプッシュ型情報配信サービス「121ポップリンク」の機能を利用したもので、PC購入後に発生する可能性のあるトラブルとその対応策、それらを必要とする時期などを同社で体系化し、それぞれのユーザーが必要とするタイミングで適切な情報をパソコン画面上に表示するサービスだ。
トラブル対応策を表示するだけでなく、表示内容をクリックするだけで問題を解決する自動設定のプログラムも提供する。たとえば、購入直後には、PCを安全に利用するための最低限実施すべきセキュリティ対策情報を自動的に表示すると同時に、プリインストールされているセキュリティ対策ソフトの設定を自動的に行うプログラムを提供する。
また、一定期間後は動作速度の改善方法などを表示し、定期的にPC自動診断の案内やバックアップの案内などを行う。さらに、季節に応じて、夏場の暑さ対策、梅雨時の湿気対策、年末の年賀状作成講座などの情報を配信する。
このほか、ソフトウェアを初めて利用するとき、特定の設定画面を開いたときなど、ソフトウェアの利用状況に応じたワンポイント情報を提供、また、セキュリティ設定レベルが低下したり、パフォーマンス改善が必要な状態となったときなどに、注意を喚起するメッセージや対応策を表示する。
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