フジテレビジョンとNTTドコモは5月25日、共同で「ワンセグサービス」と「おサイフケータイ」を連携させたサービス検証を6月から実施し、ワンセグサービスの発展に向けた開発およびビジネスモデルの検討を行うと発表した。
両社は2005年12月21日より、放送と通信を連携させた新しいサービスの開発に関して検討を重ねてきている。今回はその一環として、ワンセグサービスのデータ放送とおサイフケータイの連動型サービスを共同で実施する。
サービスの内容は、視聴者にワンセグサービス対応携帯電話(FOMA P901iTVなど)でフジテレビの番組「恋するフットサル」(関東ローカル、毎週土曜深夜2時15分放送)を6月3日の放送より視聴してもらい、番組視聴ポイントが貯まると、7月に行われる「SPHERE LEAGUE(スフィアリーグ)」イベントに入場できるバックステージパスを抽選で10組20名にプレゼントするというもの。
この取り組みでは、ワンセグサービスとケータイサービスの連携利用の第一弾として、番組の連続視聴およびおサイフケータイの利用機会拡大、また番組視聴と実際のイベント会場や店舗などとの連携利用を実現するための検証を行うとしている。
サービスの流れは以下の通り。
両社は、本検証で得られた結果をもとに引き続き検討を行い、ワンセグ視聴をきっかけとした通信サービス連携、おサイフケータイの利用を促進し、ユーザーの利用シーンの拡大と利便性向上に努めていくとしている。
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