通常、37V型でフルスペックハイビジョンパネルを搭載するテレビは、東芝、シャープなどの大手メーカーの上位機種のみで、量販店での実売価格は約30万円程度。そのフルハイビジョンパネルを搭載して20万円を切る価格設定は驚異的だ。
フルスペックハイビジョンパネルとは、デジタル放送の放送画質(1920×1080ドット)をそのまま映せる画素で構成されたパネルのこと。これまでは1366×740ドットなど、本来のデジタル放送の画質よりは、きめの粗い映像しか映すことができなかった。
フルスペックハイビジョンパネルなら、輪郭のギザギザがなくなり、すっきりとした奥行きのある画面を再現できるようになる。また、元の放送をアップコンバートしたり、ダウンコンバートしたりといった処理が必要なくなるので、雑味のないピュアな、放送されたままの高画質映像が見られる。
放送されたインターレース画像を液晶画面ようにプログレッシブに変換する回路には高画質で定評のある米国製のファロージャ「DCDi」を採用、ジャギー(斜め線のギザギザ)を低減するなど、画質のスペック面では期待のもてる内容になっている。
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