Yahooはホームページデザインの刷新に伴い、ユーザーに新サイトを宣伝するビデオを制作するよう呼びかけている。
Yahooは米国時間7月17日、映画制作を勉強する学生らが制作したビデオを流すサイトを公開し、一般ユーザーにもビデオを投稿するよう呼びかけ始めた。ショートビデオを募集する目的は、Yahooのホームページが刷新されたことを宣伝し、「Yahooは変わった」というメッセージをユーザーに届けることだ。
Yahooと同社の広告代理店は、パーソンズデザイン大学(Parsons School of Design)、サンフランシスコ芸術大学(San Francisco Art Institute)、イェール大学、 London Film Academyの映画学科の学生らにビデオの投稿を依頼した。広告代理店はテーマに沿った脚本を複数提供し、学生が選択できるようにした。学生らのビデオは、Yahoo Network、ComedyCentral.com、E Online、MTV.com、TheOnion.com、VH1.comで紹介されている。
Yahooの広報担当Meagan Busath氏によると、同社ではキャンペーンの一環として、一般ユーザーが制作したビデオもオンラインで配信したいと考えているという。「われわれは、ユーザーがYahooホームページのリニューアルキャンペーンに参加してくれるのを楽しみにしている」とBusath氏は述べ、さらに多数の独創的で楽しいビデオがこのキャンペーンから生まれるだろうと付け加えた。
このキャンペーンはYahooによる新しいホームページの運用開始にあわせて展開されており、7月末まで米国の全てのユーザーが利用できる。新サイトのデザインや機能はブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、韓国、マレーシア、メキシコ、フィリピン、シンガポール、スペイン、タイ、ベトナム、英国、アイルランドでも提供されている。また他の国での提供も予定されているとBusath氏は述べた。
Yahooは確かに変わった。Busath氏によると、新しいYahooのホームページは「Internet Explorer 7」および「Opera」をサポートしており、「Firefox 2.0」についても正式版のリリースと同時に対応する予定だ。また同社は17日、「Yahoo Finance」も刷新し、双方向性の高い株価チャートや掲示板、提携企業からの金融情報に関するビデオクリップなどを提供開始した。
YahooとMicrosoftは先週、「Windows Live Messenger」と「Yahoo Messenger」の相互接続を実現するサービスのベータテストを始めた。さらにYahooは「The 9」と呼ばれるインターネットビデオのサイトも開始している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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