Apple Computerは、WindowsおよびMacアプリケーションの稼働を可能にするParallelsの仮想化ソフトウェアの販売を、Apple Storeで近日中に開始する予定だ。
Apple Store、CompUSA、Staples、Office Depot、Fry's Electronics、Amazon.comで、「Parallels Desktop for Mac」の販売が30日以内に開始されることを、Parallelsが米国時間7月18日に発表すると予想されている。Intelプロセッサ搭載のMacで同ソフトウェアを使うと、Mac OSとともにバーチャルマシン上でWindows XPが稼働でき、WindowsおよびMac用のアプリケーション間でデータの移動が可能になる。
Appleは、「Boot Camp」と呼ばれる同様のベータプログラムを提供している。Boot CampでもMac上でWindows XPの稼働が可能になるが、Windowsに切り替えるためには、シャットダウン後にWindowsの再起動が必要である。Parallelsのソフトウェアを使った場合、MacとWindowsとの切り替えに再起動は不要だ。
次バージョンのMac OSである「Mac OS X 10.5」はBoot Campを搭載する予定だが、Parallelsのような仮想化ソフトウェアをサポートするかは不明だ。この件について、Appleは何も明らかにしていないが、ブログや熱心なAppleファンの間では憶測が流れている。
Parallels Desktop for Macの価格は79.95ドル。同ソフトウェアの販売は、小売店での取り扱いが開始された後も、Parallelsのウェブサイトで継続される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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