総務省、BBモバイル申し出を受け、1.7GHz帯の割り当てを取り消し

 総務省は7月13日、BBモバイルからの申し出を受けた、「1.7GHz帯の周波数を使用する特定基地局の開設に関する計画(開設計画)」の認定書返納の申し出について、電波監理審議会からの了承を受け、速やかに認定を取り消すと発表した。

 ソフトバンクグループのBBモバイルは、2005年11月9日に、1.7GHz帯周波数における免許となる開設計画の認定を受けていた。2007年度中に、W-CDMA方式を採用した音声通信サービス、データカードによるモバイル通信サービスを全国規模で開始し、2010年度までに、669万人の加入者を見込んでいた。

 しかし、2005年8月に制定された「1.7GHz帯または2GHz帯の周波数を使用する特定基地局の開設に関する指針」により、1.7GHz帯の全国バンドは、最大2つの新規参入希望者に対して割当てられる予定となっている。

 ソフトバンクがボーダフォンを買収したことにより、新規参入事業者として認定を受けたBBモバイルは、認定時の前提が変化したとして、4月28日に、総務省に対して、認定書を返納を申し出ていた。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]