社団法人電気通信事業者協会(JEITA)は7月11日、2006年5月の移動電話器国内出荷実績を発表した。発表によると、移動電話機器国内出荷台数は384万3000台で、前年比116.0%となった。
このうち携帯電話は374万2000台で前年比116.1%となり、9カ月連続で前年比プラスを記録した。携帯電話のうち第3世代(3G)端末以上は318万台で前年比153.6%となった。4カ月連続で300万台を超え、携帯電話に占める比率も4カ月連続で85%を超えている。JEITAでは、通信事業者が大容量音楽再生機能やワンセグ対応機など、多機能化に対応した夏モデルを投入したためと見ている。
PHSは10万1000台で前年比111.8%と2006年4月度より伸び率は減少したものの、2005年の2月以降前年同月比の大幅増が続いている。なお、2006年5月の携帯電話純増数は28万3600、PHSは2万100で、移動電話全体では30万3700となった。また、移動電話の人口普及率は76.2%となっている。
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