AMDは米国時間7月6日、第2四半期売上高の予想を発表したが、投資家はこの結果を好意的には受け止めていないようだ。
同社の第2四半期における売上高は、前年同期比52%増の12億1000万ドルと予想される。Thomson First Callがまとめた予想では13億ドルとなっていた。
AMDは第1四半期決算を発表した2006年4月、通常の季節予測に従って、第2四半期の売上高を現状と同じかわずかに減少するとしていた。ところが結果は、第1四半期の数字からは9%減となる12億1000万ドルとなった。
一部のアナリストは、Intelとの価格競争が激化する中で、AMDの業績が振るわないことを懸念していた。AMDを上回る規模のIntelは、新たな「Core」アーキテクチャチップの発売に備え、在庫処分に必死の構えだ。AMDによれば、デスクトップおよびノートPC向けのエントリレベルプロセッサと主力プロセッサの販売が落ち込んだという。Intelが値下げを断行している製品も、まさにこの分野に属するものだ。
AMDは7月後半に決算を正式に報告する予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス