ソーテック、新筐体採用のノートPCや現行機種のスペックアップモデルなどを発表

エースラッシュ2006年06月21日 20時03分

 ソーテックは6月21日、新筐体採用のノートPCおよび、現行機種のスペックアップモデルとなるデスクトップPCとノートPC、さらにAMD Athlon 64 X2デュアルコア・プロセッサを搭載したマイクロタワー型デスクトップPCの発売を発表した。

 新筐体が採用されたのは、17型ワイド液晶搭載ノートPC「WinBook WEシリーズ」と、15.4型ワイド液晶搭載ノートPC「WinBook WJシリーズ」の2シリーズだ。WEシリーズは、100GバイトのHDDやIEEE802.11b/gの無線LAN、4個の高音質スピーカーを装備。1440×900ドット表示が可能な大画面だが、市場想定価格は標準モデルの「WE355」で13万9800円、Office 2003搭載の「WE355B」でも15万9800円という価格を実現した。WJ シリーズは、Celeron M 420(1.60GHz)もしくはCore Duo T2300E(1.66GHz)を備えた6モデルから、用途や予算に応じた選択が可能。市場想定価格は、10万4800円〜15万9800円となっている。

 現行機種のスペックアップモデルとなるのは、BTX規格対応のコンパクトデスクトップPC「PC STATION BT シリーズ」、使いやすさを重視したA4スタンダードノートPC「WinBook WA シリーズ」、軽量設計のB5モバイルノートPC「WinBook WS シリーズ」だ。

 PC STATION BT シリーズは「picoBTX」を継承しつつ、CPUソケット「Socket AM2」対応のチップセットおよびAMD Sempron 3000+(1600MHz)が新採用された。本体のみ、17型および19型液晶セット、Office Personal 2003搭載モデルなどのバリエーションがあり、市場想定価格は6万9800円〜14万6800円となっている。

 WinBook WA シリーズは低価格を維持しながらも、従来スペックに加えてDVD±R DL書き込み対応のDVDスーパー・マルチドライブを搭載。市場想定価格は標準モデルの「WA335」が9万4800円、Office 2003搭載の「WA335B」が11万4800円だ。

 WinBook WS シリーズは、光学ドライブを省くことで質量約1.5kgという軽量設計とコストダウンを実現。市場想定価格は標準モデルの「WS314」が10万9800円、Office 2003搭載の「WS314B」が12万9800円だ。

 AMD Athlon 64 X2デュアルコア・プロセッサ搭載モデルとして登場したのは、マイクロタワー型の「PC STATION DT6000」だ。ソーテックダイレクト専用BTOモデルとなっており、CPUはAthlon 64 X2デュアルコア・プロセッサ 3800+、4200+、4600+、5000+から選択が可能。メモリは512Mバイト〜2Gバイト、HDDは160Gバイト〜400Gバイトで、用途に応じて自由に選ぶことができる。ちなみに、最小構成時の価格は7万9800円だ。

 出荷開始予定日は、PC STATION DT6000が7月5日、それ以外のモデルは6月末日となっている。

WinBook WS シリーズ、WinBook WJ シリーズ、PC STATION DT6000 左から「WinBook WS シリーズ」「WinBook WJ シリーズ」「PC STATION DT6000」

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