ソーテックは4月5日、「Windows Vista Capable PC」を含む3シリーズ16モデルのPCを発表した。
次期OSであるWindows Vistaがスムーズに動作するスペック条件を備えたWindows Vista Capable PCとして同社が提供するのは、「PC STATION BTシリーズ」と「PC STATION PTシリーズ」の2シリーズだ。
PC STATION BTシリーズはBTX規格を採用し、OSとしてWindows XP Media Center Edition 2005を搭載している。ベースモデル2モデルに対してOffice Personal 2003搭載モデルが用意され、それぞれディスプレイなしモデル、17型TFT液晶付属モデル、19型TFT液晶付属モデルがラインアップされた全12モデルで構成されているシリーズだ。
上位ベースモデル「BT974」ではCPUにCeleron Dプロセッサ805(2.66GHz)を採用している。出荷は上位モデルが4月中旬、下位モデルが4月11日からを予定。価格は上位モデルであるBT974が11万9800円、下位モデルとなるBT364が8万9800円となっている。
PC STATION PTシリーズはCPUにAMD Athlon 64プロセッサ3500+を採用したシリーズだ。OSはWindows XP Home Editionを搭載、デュアルチャネルDDRメモリをサポートしている。最終組立を国内で行うことで、製品の信頼性を高めたという。ディスプレイなしのベースモデル「PT834」に、17型TFT液晶付属モデルと19型液晶付属モデルを加えた、全3モデルのラインアップだ。出荷は4月7日からを予定しており、価格はPT834が6万9800円となる。
このほか、エントリークラスの低価格ノートパソコン「WinBook WDシリーズ」にも「WD334」が追加された。CPUはCeleron Mプロセッサ350(1.35GHz)で、OSはWindows XP Home Edition。14.1型TFT液晶を搭載している。4月5日からの出荷を予定しており、市場想定価格は7万9800円だ。
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