同社のデジタルレコーダースゴ録シリーズを思わせるデザインを採用しているが、本体はA5サイズ程度と大変コンパクトだ。本機機能は録画のみで、再生機能は非搭載。本体だけでほとんどの操作が行え、離れた場所からの操作用として簡単なカードリモコンを付属している。
2系統の映像入力は2系統用意されており、ここにレコーダーやテレビのチューナーを接続して使用する。レコーダーとテレビの間に本機を接続すれば、表示中のレコーダーの映像をメモリースティックに録画できる。
タイマー予約機能も備えており、外部チューナーなどの予約機能を使っての予約録画も可能。ただし、この場合は、本機と外部機器の両方で番組予約をしなければならないので、手間がかかり予約ミスの可能性も高くなる。
また、現在使用中のレコーダーが、タイマー予約作動時に映像を出力するタイプなら、シンクロ録画機能を使うと録画が行いやすい。シンクロ録画とは、外部からの映像入力を受けて録画をスタートさせる機能で、この機能を使えば、メモリースティックビデオレコーダーがー側で録画予約をしなくても操作できる。
筆者の知る限り録画予約動作時に映像を出力するレコーダーは東芝の「RD」シリーズ、三菱電機の「楽レコ」シリーズがある。残念ながらソニーのスゴ録シリーズは予約録画時に、外部出力を行わないので、予約録画時のシンクロ録画は利用できない。手持ちのレコーダーやビデオデッキなどの動作を調べて購入を検討するといいだろう。
512Mバイトのメモリースティックを使用した場合、高画質のAVC QVGA 768kで約1時間10分、画面の粗さを感じる長時間モードのAVC QVGA 384kで、約2時間の録画ができる。そのほかの容量での録画時間は下記の通り。画質の違いは、長時間モードでも鑑賞に堪える画質を維持しているが、動きの多いシーンや細かなものが一斉に動くような画面では、ノイジーな画面になってしまう、できれば1Gバイトのメモリースティックを使って高画質モードで2時間程度の録画をしたい。
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