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自社検索エンジン「YST」の導入がヤフーにもたらした影響とは

永井美智子(編集部)2006年06月14日 16時59分
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 Yahoo! JAPANが検索エンジンをGoogleから米Yahooが開発した「Yahoo Search Technology(YST)」に変更してから2年が経過した。この検索エンジンの切り換えは、ヤフーにどのような影響をもたらしたのだろうか。ネットレイティングスがこのほど明らかにしたデータから読み解こう。

 Yahoo! JAPANがYSTを導入したのは、2004年5月31日のこと。その後2005年10月には、検索結果にカテゴリ表示ではなく、YSTを使ったウェブ検索結果を優先的に表示させるようにした。

 ネットレイティングスの調査では、YSTを導入した2004年5月以降、Yahoo!検索の利用者数は大きく伸びている(グラフ1)。しかしライバルにあたるGoogleもこの時期以降にやはり利用者数を大きく伸ばしており、「ブロードバンドの普及でインターネット人口が増えていることが大きく、YSTの導入自体が劇的に利用者数を伸ばしたということではない」と代表取締役社長兼COOの萩原雅之氏は話す。なお、Googleのページビューはウェブ検索だけでなく、Googleニュースやディレクトリ検索なども含んだ数値となっている。

 しかし、YSTの導入に効果がなかったわけではない。例えば、利用者1人あたりのページビュー数はGoogleに大きく差をつけられていたものの、YSTの導入と優先表示で差が縮まってきている(グラフ2)。

利用者数の推移 グラフ1:家庭からの利用者数の推移。紫がYahoo!検索、赤がGoogleを示す(2003年4月〜2006年3月、出典:ネットレイティングス)
ページビューの推移 グラフ2:家庭からの利用者1人あたりのページビューの推移。紫がYahoo!検索、赤がGoogleを示す(2003年4月〜2006年3月、出典:ネットレイティングス)

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