イー・アクセスは5月24日、モバイルWiMAX分野のサービス事業者による国際アライアンス組織「WiBro Mobile WiMAX Community(WMC)」に参加するため、MOU(覚書)を締結したと発表した。
WMCは、ワイヤレスブロードバンド実現に向けた各社の協力と世界的な提供エリアの拡大を目的に、世界15カ国の電気通信事業者が設立を協議してきたもので、5月23日にMOUへの署名が実施れた。
今後6カ月以内にWMCを正式発足させるべく、各社が協力して、モバイルWiMAXの国際ローミングに向けたビジネスモデル作りと技術面での協力、互換性の確保によるビジネス面での協力、競争力向上のために各種の情報を共有する。
イー・アクセスはこれまで、世界唯一の国際業界団体であったWiMAXフォーラムのプリンシパル会員として国際標準化に貢献し、2005年12月には社長直属のWiMAX推進室を設置、商用展開のための技術開発や、アプリケーション、プラットフォームとの垂直統合モデルなど、事業展開に当たっての新たなビジネスモデルの検討を進めてきたという。
また、モバイルWiMAXの屋外実証実験に向けた実験用無線局免許を申請し、近日中に東京23区内で実験を開始する予定だ。フィールド実験を通じて取得した測定データは、総務省が4月6日より開催し、同社もメンバーとして参加する「2.5GHz帯における広帯域移動無線アクセス技術に関する技術的条件作業班」への提出を予定している。
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