iTMSへ携帯からアクセス--アップル、無線利用の楽曲販売で特許申請

文:Tom Krazit(CNET News.com) 翻訳校正:河部恭紀(編集部)2006年05月08日 12時05分
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 Apple Computerが2004年12月に出願した特許は、楽曲、着信メロディ、あるいはミュージックビデオをオンラインストアからワイヤレスネットワーク経由で購入する手段まで対象としているようだ。

 Macsimum Newsが指摘したこの特許申請は、米国時間5月4日に米特許商標庁(USPTO)のウェブサイトで公開された。この特許は、携帯電話や無線対応PDAのユーザーが、iTunes Music Store(iTMS)などのオンラインミュージックストアを利用し、楽曲やビデオのファイルをあとからコンピュータにダウンロードできるようにする発明について説明したもの。

 Appleの関係者から直接コメントを得ることはできなかった。

 この発明は、素晴らしい記憶力を持ち合わせていない音楽ファンからもAppleが利益を得るための手段のようだ。たとえば、携帯電話ユーザーが外出先で音楽を聴き、その曲をすぐに購入したくなっても、PCのあるところに戻ってからでは、その曲の題名やアーティストを忘れてしまう。

 この出願の説明によると、携帯電話や無線対応PDAのユーザーは、この発明によって楽曲やビデオをオンラインミュージックストアでブックマークしておけるようになるという。そして、PCの前に戻って高速回線でそれをダウンロードすればいい。また、帯域幅さえ許せば、楽曲やファイルを自分の携帯電話に直接ダウンロードできるようになるかもしれない。

 既に、VerizonのV-Castサービスでは楽曲を自分の携帯電話にダウンロードできるようになっている。Verizonは、米国で最初にEV-DO(Evolution Data Optimized)技術ベースの高速ネットワークを導入した電話事業者の1社。ほかの電話事業者もEV-DOや競合するHSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)をベースにした独自高速ネットワークの導入を進めている。

 Appleは、ROKRやSLVRなどの携帯電話でMotorolaと提携し、携帯電話市場に参入してきた。これらの電話機はiTunesのインターフェースを採用しているが、ユーザーはMacやPCに接続しないと電話機に楽曲を読み込むことができない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

 
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