米国時間4月24日にSun Microsystemsの新しい最高経営責任者(CEO)に就任したJonathan Schwartz氏の基本給は100万ドルであることが、Sunが27日に提出した規定書類により明らかになった。
しかも、これは基本給だけの数字である。
40歳のSchwartz氏は、このほかに、200万ドルのボーナス、200万株のストックオプション(年に40万株ずつ5年間かけて付与される)、業績基準を達成した場合に付与される80万株の制限付き株式、そして1年間CEOを務めた場合に付与される150万株の制限付き株式を受け取る可能性がある。
金銭的な報酬以外にも、「業務と合理的な個人目的のためのプライベートジェットの使用」が許され、個人に対する警備費も支払われる。CEOを解任された場合には給与の3倍の額を受け取る資格もあると、同書類にはある。
社長兼最高執行責任者(COO)からCEOに昇進した同氏は、新しく取締役にも就任する。
Schwartz氏の前任者であるScott McNealy会長は、コンピュータ業界に対する先見の明のある人物と評されてきたが、業績は今ひとつだった。McNealy氏は、自分が何年もかけてSchwartz氏を次期CEOとして育ててきたと語り、Sunの売り上げは拡大する構えにあると述べた。
一部の投資家はSunの幹部への報酬に対し激しく反対しており、2005年に「Sunの報酬制度が売上停滞の原因となっている可能性がある」と指摘している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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