GoogleとSony Pictures Entertainmentが提携し、映画「ダ・ヴィンチ・コード」とGoogle Homepageのプロモーションのためにインタラクティブなコンテストを行うことになった。
Googleは、米国東部夏時間17日午後1時から5月11日まで毎日1問ずつ、ダ・ヴィンチ・コードに似せたパズルやクイズを出題し、これに勝ち残った人にはこの映画が全世界で公開される5月19日に最後の問題を出題する。
America Onlineなど他のインターネット関連大手も、親会社やほかのパートナー各社と共同で、この種のメディアプロモーションを展開してきているが、今回の提携はGoogleにとって重要な一歩となる。
Google広報担当のEileen Rodriguez氏によると、Googleが映画業界とこうしたクロスプロモーションを展開するのは今回が初めてだという。
Dan Brownのベストセラー歴史ミステリー小説を映画化したこの「ダ・ヴィンチ・コード」のプロモーションは、Googleにまったく新しいユーザーベースを開拓する可能性をもたらす。
参加者は、「Da Vinci Code Quest」サイトからの申し込みが必要で、Google GmailアカウントとGoogle Homepageも必要になる。
参加者は登録の際、GoogleのコンテンツモジュールにあるDa Vinci Code Questを自分のHomepageにダウンロードする必要がある。新しい問題は、ユーザーのHomepageに直接リンクが張られ、毎日午後1時(東部夏時間)に追加される。
このコンテストの問題には時間制限があるため、ダ・ヴィンチ・コードのファンは、どうしてもGoogle Homepageに毎日アクセスするようになる。
毎日出題される24問の問題に正解し、全問回答用フォームを送信した先着1万人が決勝に進むことになる。決勝進出者には、Dan Brownの小説に登場するクリプテックスのレプリカが贈られる。決勝進出者らはこのツールを使い、時間制限付きの問題を5問解くことになる。
米国版の優勝者には、映画の舞台となったパリ、ロンドン、ローマ、ニューヨークに、3人のゲストと共にファーストクラスで訪れる旅が贈られる。さらに、ソニーの液晶テレビ「Bravia」、VAIOラップトップ、デジタルカメラ「Cyber-shot」、ポータブル衛星ナビゲーションシステム「NAV-U」、ホームシアターシステム、そしてMP3プレーヤー「Walkman Core」4台が含まれるソニーセットも贈られる。
Googleとソニーでは、英国とオーストラリア在住者を対象にしたコンテストも同時に開催する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果