アップル、写真編集ソフト新版「Aperture 1.1」を発表--Universal Binaryに対応

文:Candace Lombardi(CNET News.com) 翻訳校正:藤原聡美、高森郁哉2006年04月14日 18時29分

 Apple Computerは米国時間4月13日、RAWフォーマット画像のワークフローに対応するプロ向けの写真編集ソフトウェア「Aperture」の最新版を発表した。処理能力が向上したいっぽうで、価格は旧バージョンから引き下げている。

 Apertureの価格はこれまで499ドルだったが、最新版の「Aperture 1.1」では299ドルとなっている。

 AppleがApertureの価格を調整するのは今回が初めてではない。同社は2006年1月、Universal Binary対応版Apertureを必要とするIntel Macユーザーを対象に、「クロスグレード」料として49ドルを課金することを検討していたが、結局は見送ったという経緯がある。

 その結果、Aperture 1.0の正規ユーザーは、Apertureアップデート用ウェブサイトから無料でAperture 1.1をダウンロードできることになった。このアップデート版をインストールするには、「Mac OS X Tiger」と「Aperture 1.0.1」が必要だ。

 Aperture 1.1のリリースにあわせ、Appleでは、正規のApertureユーザーに対してApple Storeで利用できるクーポン券も提供している。Aperture 1.0および1.01のユーザーは200ドル分、Aperture 1.0アカデミック版のユーザーは100ドル分のクーポン券をダウンロードできる。

 Appleによると、Aperture 1.1では、レンダリング速度と出力品質が大幅に向上したという。

 新しい「カラーメーター」ツールを利用すれば、HUD(ヘッズアップディスプレイ)やルーペ拡大ビューアの中で、画素値をRGB、Lab、CMYKで表示できる。さらに、RAW画像を変換する際、ノイズ低減、トーン調整、シャープネス補正を行える。特定のRAW調整の設定をカスタマイズして保存し、他の写真の加工に利用することも可能だ。

 Aperture 1.1では、イメージを「PhotoShop」にエクスポートする時に、解像度をdpiで指定できる。Appleはまた、レイヤー化されたPhotoShopのファイルの取り扱いと出力も向上したと説明している。

 さらに、キヤノンの「EOS 30D」やニコンの「D200」といったデジタル一眼レフカメラのRAWファイルのサポートも追加された。

 Apertureの主要なライバルであるAdobe Systemsの「Lightroom」は、現在ベータ版が無料で公開されており、ユーザーからのフィードバックを受けているところだ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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