丸紅テレコムは4月14日、NTTドコモの第3世代携帯電話(3G携帯)「FOMA」のテレビ電話機能に対応した動画コンテンツ配信ASPサービス「IVVR」を開始したと発表した。自動応答システムを利用することで、1つの電話番号で複数の動画コンテンツを提供できるのが特徴という。
ユーザーが、指定の番号にテレビ電話をかけると動画コンテンツを閲覧できる。さらに動画の案内に従って「1」「2」といったダイヤル番号を入力することで、別の動画を選択し、続けて閲覧できる。配信側は、ユーザーが入力するダイヤル番号をもとに、動画と組み合わせたアンケート、ゲーム、商品販売などの双方向型サービスを提供できるという。
あらかじめ用意した動画を選択形式で配信する「Vmenu」のほか、カメラ付き3G携帯で撮影した動画を、随時テレビ電話でサーバにアップロードし、共有する「VReport」を提供する。
前者は、コンテンツ・プロバイダによるエンターテインメント/ニュースコンテンツ配信をはじめ、広告代理店の販促キャンペーン、旅行会社のチケット予約/購入受付け、上場企業のIR配信といった用途に向ける。後者は即時性を生かし、自治体の災害状況報告、交通機関や保険会社の事故現場報告、建設会社の作業進ちょく報告などの需要を見込む。
料金はVmenuの初期費用が12万6000円から、月額利用料が7万2450円からとなっている。VReportは初期費用が5万2500円からで、月額利用料は2万6250円から。
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