富士通は4月13日、企業向けデスクトップPC「FMV-ESPRIMO」およびノートPC「FMV-LIFEBOOK」のラインアップを一新、4月13日より販売活動を開始すると発表した。
企業向けデスクトップPCのFMV-ESPRIMOは、コンパクト型「FMV-D5320/D5220/D5120」、ウルトラスモール型「FMV-B5220」、液晶一体型「FMV-K5220」、コンパクトスリムタワー型「FMV-E5220」、ミドルタワー型「FMV-W5220」の全5シリーズ18機種をラインアップ。全機種にセキュリティチップを標準搭載し、暗号鍵やパスワードなどの情報を安全に保管できる。また、USBポートや記録型光学ドライブなどの接続を無効にする「Portshutter V2」も添付し、セキュリティを向上している。
スペック面では、FMV-D5320/D5220/B5220/K5220で標準搭載CPUの性能を強化した。FMV-W5220/E5220/D5320に関しては、ハードウェアRAID1(ミラーリング)機能を搭載する「SATA-RAIDモデル」が用意されている。こちらは80GバイトのHDDを2基搭載し、データの完全二重化によりHDD故障時のデータ損失を防ぐことができる。また、従来の「IDE-RAID」よりも約2.2倍のパフォーマンス向上を実現した。
提供時期については、FMV-D5120とFMV-E5220が5月下旬、それ以外の機種は5月中旬を予定している。
企業向けノートPCのFMV-LIFEBOOKは、A4ハイパフォーマンス機「Hシリーズ」、A4ハイスペック機「Eシリーズ」、A4スタンダード機「Cシリーズ」、14.1型および13.1型スリムモバイル機「Sシリーズ」、B5ファイルサイズモバイル機「Bシリーズ」、そして新たに追加されたウルトラライト&スリムモバイル機「Qシリーズ」の全6シリーズ21機種。デュアルコアCPU「インテル Core Duoプロセッサ」や最新チップセットの搭載機種は、「FMV-H8220」で2機種、「FMV-E8220」で3機種、「FMV-S8225」で1機種の計3シリーズ6機種に拡充されている。
新たに追加されたQシリーズは、1280×800ドット表示の12.1型ワイド液晶を搭載する軽量薄型モバイルだ。マグネシウム合金ファンフレームや極薄ガラスを用いた超薄型液晶などにより、最薄部18.2mm、約985gの本体重量を実現している。また、標準添付の内蔵バッテリーパックLを使用すれば、最大約9.5時間のバッテリー稼動がも可能だ。
提供時期については、HシリーズとEシリーズのFMV-E8120、Bシリーズが5月下旬、それ以外の機種は5月中旬を予定している。
さらに、WEBショッピングサイト「WEB MART」で提供している「FMVバリューシリーズ」には、デスクトップPCとしてコンパクト型「FMV-D3220」とコンパクトスリムタワー型「FMV-E3220」、ノートPCとしてハイスペックノート「FMV-C6320」とスタンダードノート「FMV-C6220」が追加される。これらの機種には、1台のHDD上でシステム領域のバックアップと瞬時の復旧を可能にするバックアップツール「StandbyDisk Solo RB」が標準添付されている。
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