Mozillaは米国時間4月12日、オープンソースブラウザ「Firefox」の支持者たちが制作したアマチュアビデオの第一弾を発表した。これらの30秒間のビデオは、Mozillaの「Firefox Flicks」販促コンテストに出品されたもので、草の根マーケティングの最新例と言える。Firefoxユーザーは、こうした素朴な広告を1日分ずつ閲覧することができる。
Firefoxを統括しているMozillaは、同ブラウザの普及を促進する、オープンソースコミュニティによる取り組みを打ち立てようとしている。例えば2004年にも、「New York Times」に「Firefox 1.0」の登場を予告する全面広告を掲載するために活動し、資金を集める取り組みが組織されたことがある。
Firefox Flicksで一等を獲得した者には、B&Hの写真およびビデオ機器やアクセサリを購入できる5000ドル相当のギフト券が贈られる。次回の締め切りは米国時間3月14日の金曜日。
MozillaのコミュニティコーディネーターAsa Dotzler氏は、「これまでに投稿されたビデオは、どれも非常に出来がよかった。われわれのコミュニティは、すばらしい広告を生み出しているだけではなく、みずから大いに楽しんでいるのだ」と、声明の中で述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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