11月にリリースが予定されているFirefox 1.0ブラウザの全面広告をThe New York Times紙に掲載するため、Mozilla Foundationがサポーターに寄付を呼びかけている。
Spread Firefox(sfx)サイトで資金集めキャンペーンを実施しているFirefoxファンのRob Davisは、この取り組みについて、「オープンソースコミュニティが大手日刊紙に掲載した史上初の有料全面広告」になるだろうと述べている。
最大2500人のサポーターが、最低30ドルずつの寄付を行うと見られている。寄付をしたサポーターの名前は広告に掲載される。同財団によると、10口以上の寄付を行った人には「Community Champion」というステータスが与えられるという。この資金は、今後のマーケティング計画にも利用される。
「Firefox 1.0のリリースは一度きりしかない。今こそその時だ!世界を席巻しようじゃないか」とDavisはSpread Firefoxサイトのトップページに記している。
Firefox 1.0のプレビューバージョンはすでにリリースされており、500万回以上もダウンロードされている。メディアの強い関心と、口コミでの強力な推薦のおかげで、FirefoxはMicrosoftのInternet Explorer(IE)のライバルとなる可能性が出てきた。IEは現在も約94%という圧倒的シェアで市場首位を誇っている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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