松下電器の米国法人であるPanasonic Consumer Electronics Companyは米国時間3月28日、同社初のBlu-ray Discプレイヤー「DMP-BD10」を9月に発売すると発表した。具体的な価格は未定だが、1500ドル以下になると同社は声明のなかで述べている。
「DMP-BD10」は、Blu-ray Discのほか、DVDやCDにも対応。またプラズマテレビやレシーバー(チューナー)と連動して簡単な操作性を実現する「EZ-Sync HDAVI」コントロール機能も搭載される。さらに、同社はDMP-BD10の発売に合わせて、103インチのフルHD(1080p)対応プラズマテレビも投入する。
Blu-ray陣営では、Samsungやパイオニアがプレイヤーなどの発売を予定しており、ソニーでも単体のプレイヤーや対応ドライブ搭載のVAIO PCを今年夏に発売するとしていた。しかし、Blu-ray Discフォーマット普及の原動力と期待されているソニーの次世代ゲーム機「PLAYSTATION 3」は、Blu-rayの著作権保護技術の仕様策定の遅れから、今年11月まで発売が延期された。
一方、競合するHD DVD陣営では、東芝が3月末までに対応プレイヤーを米国市場へ投入をするとしていたが、同社は先週この発売が4月中旬まで遅れるとしていた。
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