現在、発売に向けて準備の進むLaCie Brick Mobile Hard Driveは、2.5インチハードディスクを内蔵している。内蔵するハードディスクがコンパクトなのだから、当然ケースもコンパクト、サイズは130×112×20ミリ、重量も225グラムとなっている。このサイズならノートPCと一緒に持ち歩いても、ほとんど負担にならないだろう。
接続に関してはメーカーサイトを見ると、2タイプ用意されていることが分かる。USB2.0のみに対応したモデルと、USB2.0とFireWire(IEEE1394)の両方に対応したモデルの2タイプだ。FireWireにも対応したモデルを用意しているのは、Macintosh系ノートとの連動を意識しているのだろう。もちろんFireWire(IEEE1394)経由で、Windows XP系のノートPCと接続してもいいのだが。
さて、LaCie Brick Mobile Hard Drive最大の特徴はという、もちろんLaCie Brickシリーズに共通するスタイリッシュなデザインである。LaCie Brick Desktop Hard Driveと同様、ブロック玩具のような外観をしているのだが、ユニークさで言えばLaCie Brick Mobile Hard Driveの方が上だろう。若干長さの違いはあるのだが、上から見るとほぼ正方形になっており、さらに薄さが際だっている。
もちろんLaCie Brick Mobile Hard Drive同士を積み重ねて使えるのだが、面白いことにLaCie Brick Desktop Hard Driveとも「積み重ね」に関して、ちゃんと互換性が保たれている。上面の薄い円形の突起はLaCie Brick Desktop Hard Driveと共通で、インシュレーターも積み重ねに対応したものになっているのだ。
このほかユニークなのは、ACアダプタが付属していないことだろう。LaCie Brick Mobile Hard Driveは基本的にバスパワーで動作させ、バスパワーが足りない場合は付属のUSB補助電源ケーブルを使用する。USBポートを2つ使用することになるが、ACアダプタよりもケーブルの方が機動性は高いだろう。
ノートPCと一緒に外付けハードディスクを持ち歩く人は多くなってきたが、LaCie Brick Mobile Hard Driveを持ち歩けば、それを話題にできること間違いなし。こちらもトリコロールでカラーバリエーションが3色あるので、全部揃えれば話題も一層盛り上がるだろう。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」